自衛隊は奪還作戦を前提にしているとはいえ、離島が敵の攻撃を受けている間にマリウポリ以上の惨状にならない保証はない。
攻め返してもそれこそ敵が作る陣地や籠る市街地を砲撃で耕す必要が出る、どのみち地上戦の戦場になる離島は荒廃する。

とはいえ、政治や兵站などの問題で離島に有力部隊を駐屯できない以上、増援部隊を用意するのがセオリー、一応これに関して空輸できる16式、19式は90式や10式よりマシだ。
しかし純粋な軍事視点から言うと、やはり離島に完全武装の機械化歩兵連隊を駐屯させるのが望ましい。そのために歩兵装甲車全般の更新は急を要する。