数日前にBBCが戦車の未来についての記事を上げた。

Ukraine war: Is the tank doomed?
https://www.bbc.com/news/uk-61967180

結論の部分はこのスレですでに言及されたこととほぼ同じく、
アクティブ防護システム、APSまたは主動防御システムと言われる物が無人機とミサイル対策として普及すると予想、さらに装甲車両が持つ車載火力は依然に地上戦に不可欠などを書いた。
つまり未来の装甲車両の防御は従来の重装甲ではなくAPSなどに重点を置けるかもしれないが、重兵装のプラットフォームとして価値は変わらない。

この点に関して既存の陸自装甲車両の防御はどれもパラダイムシフトに影響されてすぐ旧式化になると予想されるが、少なくとも機動性と火力は死なない。
そして装甲戦闘車両はほぼ配備されていないため、先進国陸軍の中で陸自普通科連隊の火力は極めて貧弱な部類。大半の普通科連隊で最大の直射火力は無反動砲と01式、連射火力は高機動車の重機関銃(住重製)、途上国の民兵とそう変わらない。

そこで開発配備の遅さを逆に利用して、トライアル中の新型装甲車にAPS、電子戦装置、対空兵装などを盛れば先進的な戦力になるはず。