今更だけど>>467で知った羅府ガンハントってやつ読んでみた。マニアというよりオタクチックな文体でMAUSERの読み方への言及とか
M16の撃ち味がしょっぱいとかそれ読者を愉しませるのに必要か? って件はあったが、銃器好きなら楽しめる一本
八十年代の作品なので今から読むとやや時代小説チック(?) 「ガク引きしない方法は、銃と握手≠キること」というアドバイスは
絞るでも圧すでもなくて新鮮な考え方で面白かった

M84はヒロイン枠って感じだが活躍が描かれているだけで満足。作者は実弾射撃をよくしてたらしく
リコイルの体感が小さいことなど触れられていて好感触。マガジンセフティの弱点にも言及されており、
「マガジンチェンジの最中、薬室に残した最後の一発で反撃できない」解説(想定?)は当然のごとく存在
この時代は他誌でもそういう見解がすでにあった。いつも思うけど、実際マガジン変えてる最中に出てきた敵に
薬室の一発で反撃して有効だったシチュエーションなんてあるのだろうか……十三+一発も入るならマガジン一本分でケリ付けないとダメでしょう
更に言えばこういう想定って仮に一本撃ち尽くしたとしても、カバーに隠れるとか動き回ったりせずにその場で棒立ちリロードする想定なのかと感じるわ