G7、「連帯」前面に インフラ整備で国際支援へ
https://www.afpbb.com/articles/-/3411566?cx_part=top_topstory&cx_position=1
AFP=時事】先進7か国首脳会議が26日、ドイツ・エルマウで開幕した。各国首脳はロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援と、紛争に伴う世界的な影響への対応を協議した。
バイデン米大統領は開催国ドイツのショルツ首相に対し、「われわれは連帯しなければならない」と呼び掛けた。また、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はNATOやG7の「分断」を望んでいたが「そうした事態にはなっておらず、今後もそうはならない」と述べた。
 ショルツ氏も、西側は結束しており、「プーチン大統領には予測し得なかった」ことだと強調。ウクライナ侵攻に伴う諸問題に対処するため、各国は「責任を分かち合わなければならない」と語った。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、テレビ会議に参加し、対ロ制裁強化と重火器の追加供与を要請する見通し。

 西側諸国とロシア・中国の間の溝が深まる中、G7は大規模なインフラ整備支援構想を打ち出し、国際的な支持を取り付けたい考えだ。
 バイデン氏は中国の「一帯一路構想に対抗するため、G7が総額約6000億ドル(約81兆円)を拠出し、開発途上国の道路や港湾など各種インフラの整備を支援する計画を発表した。