直径1mで25年間燃料交換なし、三菱重工の超小型原子炉はどう動く
日経クロステック/日経ものづくり
2022.06.10 有料会員限定
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06917/
三菱重工によると、マイクロ炉の設計寿命は25年を目標としており、その間の燃料交換を不要にする。
想定する熱出力は1MW、電気出力は500kWほど。
運転開始の目標時期は2040年ごろと少し先だ。

https://cdn-xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06917/2.jpg
マイクロ炉は、原子力発電所で一般的な軽水炉とは異なる「新しい炉型概念」(三菱重工)という。
軽水炉は冷却材と減速材として軽水(普通の水)を使うが、マイクロ炉では使わない。
炉心の核分裂で生じた熱は、「高熱伝導体」を介して外側の伝熱管に伝わり、
伝熱管内を満たす二酸化炭素(CO2)を加熱する(図2)。
加熱したCO2を原子炉の外の発電機に送ってタービンを回して電力を生む。

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マイクロ炉のようなコストの高い発電方式は、地上で発電する限り絶対に選ばない。
ディーゼルやガスタービンの方が全然安く発電できる。
なので潜水艦ぐらいにしか使いようがない