日本主導という言葉を甘くとらえすぎ。
これは、日本の要求は問答無用で通す。相手の要求は日本の要求に合わなければ拒否する。
提案と理由説明の機会は与えるが交渉は一切認めない。そういう強い意思表示なんだが。
要求が盛り込まれれば問題が無いのではなく、
摺合せや交渉の時間と費用と人手が惜しいからそのような余地は始めから認めない。

対等というのは、双方相手の主張を拒否することが出来るということ。
日本は、ロッキードやGEと決裂したように、イギリスやRRに拒否されてもいいの。
元々、時間がかかっていいなら自力で全て出来る。
時間と手間が惜しいから、「車輪の再発明」を避け開発能力を集中するため、
既存の有り物を取り入れることを考えているのが現在進んでいる国際協力。
C-2でCF-6エンジンを採用したのと同じ理屈。

開発者
「この車のタイヤに要求される性能はかくかくしかじかです。」
プロジェクト管理者
「タイヤの設計も出来ますが、時間と人手の無駄なので社外規格品を購入したいです。」
経営者
「ブリジストンでもダンロップでもいいから社外規格品買って来い。」
アホ
「タイヤを開発する能力も無い。所詮車の単独開発なんて無理なんだ。」

自動車開発者
「こんな車造りたいんだ。タイヤへの要求こうなるけど作れる?」
タイヤメーカー
「やりましょう。(言われた通りに)」
アホ
「この車はタイヤメーカーとの共同開発でなければ作れなかった。」