予算の事を書くと発狂する人がいますが
予算というのは費用という面ではなく政策の設計図という側面もあります
だから予算はオーバーしても余っても政策が間違ってたということになるのです
余談ですが年度末に変な工事をして予算を使い切ろうとするのは上記に書いたのが理由だからです
必要な費用が余ったらそれは政策の見積もりが間違ってたので帳尻合わせするのです

ときおり2022年度予算がまだ執行されてないからと主張する人がいますが
予算というのは政策の設計図ですからエンジンの詳細設計、機体の基本設計は規定路線で英国と関係なく進められます
これが予定通りに行かない場合は立案した防衛官僚の見通しが甘く官僚としての資質が問われても仕方なくなります
自分の将来までかかっているのに協議の行方がわからない外国との交渉前提には計画なんて立てないのです
F-2開発の時にはかなり苦い思いもさせられたから尚更です

2022年度予算が付いた分までは全て英国とは関係なく立案された予定と言うことになります
エンジンは詳細設計、機体は基本設計までは英国の関与なく進められることになるのです
ここまでして機体の共通化となればイギリスがF-3採用しか機体の共通化はあり得ません
その可能性は低いのですので普通に考えれば技術協力の拡大を協議してると考えるのが妥当です