CPU、GPUの機能を単一チップに統合した“ユニバーサルプロセッサ”
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2207/12/news078.html

ちょっと前に話題になっていたTachyumのプロセッサの日本語記事。
要はスカラとベクトルを単一のプロセッサで行いましょうねっていう。
具体的な内容は、スカラとベクトル(1024bit*2)に加えマトリックス(4096bit)。
面白い特徴としてVLIWなんだけどOoOを行う。
ISAはネイティブ・x86・Arm・RISC-V、デコード対応はネイティブのみで他はトランスメタ的アプローチだとおも。

IntelやAMDもこのような構造考えてないわけではなく、特にAMDは初期のAPU構想ゴールがこんな感じだった。
ただ現在はIntelもAMDもハードあえて溶け合わせすぎない方向に。
GPUはGPUとして残してるし、次々世代で取り込むAIエンジン(Myriad VPUとAI Engine)もほぼそのままの見込み。
ISA的な統合は図るがスケジューラや実行ユニット統合まではいかないと。