防衛予算総額の大小も大事ですが防衛省が次期戦闘機関連にかける意気込みは見る必要があります
今年度言えば研究開発費の1/3以上が次期戦闘機関連に投じられています

国内開発プロジェクトとしてはF-2開発やP-1&C-2開発を遙に越える防衛省史上最大の開発計画です
次期戦闘機開発スタート前にX-2実験機やXF9-1開発などF-3開発の構成要素研究に2000億円は投じたと言われています
開発スタート前に投じた研究費も巨額ですが開発スタート後に投じられている開発費は史上最大レベル
2010年頃から次期戦闘機関連への研究費が増えてきましたが
かけた費用と期間がイギリスが投じている費用と時間より大きいの進捗でF-3が進んでいるのは当然なのです
イギリスの方が経験が上だからと主張する人がいますが
これだけの時間と費用が大差ついていれば現時点でテンペスト陣営より進捗が早いのは当然です

当然の事ながら日本も投じた研究・開発費を回収するのがコスト削減やリスク低減になるのです
日本だけでなくイギリスでも実証されれば知見がそれだけ増えるからリスクが低減します
当然のことながら日本が開発した技術や製品が採用されれば開発費が回収されてコスト削減に繋がります
コスト削減とリスク低減をイギリスの技術と製品の受け入れだと決めつける人がいますが
現在の動きはむしろ共同研究や共同実証で研究開発費用やリスクの低減がメインになってきています