今年の大河ドラマ「どうする家康」。

本作での家康の嫡子である松平信康は、かっての通説である
「織田信長は嫡男信忠が凡庸なのに対し、家康の嫡子信康が英邁である事に危機感を抱く」
「織田家にとっての将来の禍根の芽を摘む為に、信長は謀反の嫌疑をかけて信康を切腹に追い込む」

という説と、御大の信長三部作の信康の
「信忠は凡庸どころか織田家の跡取りとして十分過ぎる才覚を有していた」
「それに対して信康は血に飢えた戦争狂でしかなく、到底徳川家の跡取りとして将来は担えなかった」
「謀反云々も決して言いがかりとは言えず、遠からず父家康にも背いていた可能性大」

という説のどちら寄りになるのやら?

まぁ今作の信長は度々家康に無理難題を押し付けるポジションだから、普通に前者だと思いますが。

逆に本作の今川義元は家康(当時は元康)を人質として冷遇するどころか、むしろ身内同然に厚遇するなど
好人物として描かれていますが、第一話の桶狭間で本陣を襲われ早々に退場。