確かに1920年代にタイムスリップして現代の航空産業や技術の知見を与えても、数年やそこらで
先進的な航空機が作れるかといえばNOですね。

とはいえこれは肩入れする国によっても違ってくるでしょうが、10年や20年というスパンで考えれば
史実では膨大な試行錯誤や回り道をしながら獲得した技術や知見も、未来からの後知恵という形で
大幅な近道ができるなら、日本やイタリアの様な工業力の乏しい国でもかなり下駄を履かせられるでしょう。

もっとも大馬力エンジンや高硬度排気タービンみたいな代物になると、国家全体の工業力を抜本的に
向上させねば到底実用品は作れないのだから、その辺の下駄の履かせ具合もミソとなりますが。