>>150の続き

日が沈めば発見される心配は、ほぼ無いですから高速で距離を詰める。
それまでは見つからないように祈りながら、ゆっくりと近付いていく。

600浬に入った瞬間から高速を出せば、それだけ通過時間を短くできるのですが、
そうすると、駆逐艦の燃料がなくなってしまうので、
この6月4日1200時がギリギリのラインだったわけですね。

日没を迎えてほっと息をついたのも束の間、
敵発見報告に大騒ぎになってしまった。