>>311の続き

ハイポ(ハワイの戦闘情報班)のロシュフォート中佐は、大変優秀な情報士官でしたが、
彼が戦っていたのは、日本海軍の暗号というより、むしろ
ワシントンのOP-20-G(米海軍通信部暗号解読班)の
レッドマン中佐とその後ろのキング作戦部長だった。

JN-25の解読に取り組んでいるときは、かえって彼にとっては
幸せな時間だったでしょう。

すなわち、ニミッツ長官の太平洋艦隊司令部にとっての障害は、
同じ暗号電文を解読しながら、ハイポとワシントンで出した結果が異なるため、
キングの威を借りたレッドマン(ryが邪魔をしてくることだったのです。