>>53の続き

ただし、この電離層反射波については、様々な”例外”が存在します。

例えば最も低いD層は夜間に消滅するため、長波はD層ではなくE層で反射する。
中波は昼間はD層で減衰されて弱まってしまうが、D層が消滅する夜間は
E層での反射を利用して1千キロ以上届くこともある。

そもそも電離層は定常的な電子密度ではないので、
太陽風によるデリンジャー現象で通信障害が発生するなど、
季節や時間帯によって様々に変化するのです。