MI作戦の時点ではミッドウェー島のような「環礁」での本格的な戦闘は、ウェーク島のみですが参考まで。
ウェーク島や米側中部太平洋反攻後のタラワ島のように、戦闘は大出血となるが短期間で終結します。
環礁は、面積が狭く平坦なので大兵力が展開できず、攻略側も上陸地点の迂回の余地が少ないためです。

これがガダルカナル島のような、両軍が師団以上の大兵力で対峙して、飛行場が複数造成可能な一定規模以上の面積がある島嶼との違いです。
(陸軍の言う、大陸的性質の島嶼。他にサイパンやペリリュー島等)

よって環礁のような島嶼をめぐる戦闘が連続する場合は、島自体を取って取り返しての短期戦の繰り返しか、陥落前の救援急行作戦になるかと思います。
史実では環礁をめぐるこのような戦闘は実現しませんでしたが、
日本側は古賀GFのZ作戦(マーシャル、ギルバート諸島のラインで決戦)を予定していました。