超短波(VHF)とは、波長が数メートルで、
周波数でいうとMHz(メガヘルツ帯)、ちょうどラジオのFM放送に使われる電波です。

無線電信(モールス)に使われる中波帯の波長が数百メートルなので、
超短波は、それより波長が短いことが分かります。

現在でも航空用にVHFは、離着陸用の無線電話として使われています。
セスナなどを見ると機体から”ひれ”のようなものが出ていますが、
あれがVHFアンテナですね。

一般に波長が長い電波ほど遠くまで届くので、
超短波の到達範囲は狭く、せいぜい視界の範囲内と言われています。