>>334
https://japan-indepth.jp/?p=63884

実は軽量化を実現するために、三菱重工が提案した片側6個の転輪案は却下された。これを採用すると重量が1トン増加し、コストも高くなるためだ。そうなると輸送時の40トン以下という条件を満たせなくなる。このため片側転輪は5個に減らされたが、その分設計に無理がかかり、履帯が脱落しやすくなった。

事実、富士総合火力演習中に衆目の前で履帯が脱落した。このため機動力が落ちただけではなく、整備や運用にも影響し、更には車内容積も少なくなったので現場の隊員からの評判は悪い。