プーチンが核攻撃を決断すれば「アメリカが検知する」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2066967ce495bcaa0c0e59b990768efe991024c8
核活動の監視から予測は可能

米情報当局はロシアの核兵器保管施設を監視しており、核弾頭がトラックやヘリコプターに積み込まれたり、
核兵器を扱うための特殊訓練を受けた部隊の活動が活発化したりした場合に、
それを検知することができる。これらの活動は、プーチンが短距離核戦力による攻撃の準備に着手したことを示すものとなる。

一方で地上型の移動式発射台、ミサイル潜水艦や巡航ミサイルの移動が通常よりも増えた場合には、
長距離核戦力が使用される可能性があると予測できる。「核兵器の指揮統制システムや通信全般に
おける検知可能な活動が増えることからも、何かが起きていることが伺える」とクリステンセンは指摘した。

彼は今回も当局者たちが前回同様にロシアの動きを観察し、脅威がどれだけ差し迫ったものか否かを
明らかにすると期待している。またアメリカ側も1000発近い核兵器を数分以内に発射できる態勢にあるため、プ
ーチンが核攻撃を行っても、すぐに反撃できるともいう。

米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー報道官は21日、もしもロシアが核兵器を使用すれば
「深刻な結果」がもたらされることになると述べたが、現時点ではウクライナでの戦闘がそこまでのレベルに
エスカレートすることを示す情報は「一切ない」とも説明した。