プーチンの表情に明らかな変化、敗北の不安くっきりと
https://news.yahoo.co.jp/articles/064344e3d825864cce20d442e3efd87d87dc47e2
他国の首脳と会談する時には、無表情に見下してきた。習近平氏とプーチン氏は、米国と対立する2大巨頭であった。
 ウクライナ侵攻でも、1か月ほどで征服し、ウクライナを支配下におけると信じて決断したのだろう。

 それが、米欧から支援を受けたウクライナに止められ、キーウやハルキウでは敗北を喫している。これからも、犠牲を払った分の成果を得ることはできない。
 ロシアは、欧米から経済制裁され、国際社会からの評価も地に落ち、三流国家に成り下がろうとしている。

 この責任は誰にあるのか。もちろんプーチン氏一人にある。
 上海協力機構の構成国からも、反対を示す無言の態度を取られた。
 インドの首相には、「戦争している場合ではないと思う」と苦言を呈された。
 これまで連邦構成国に軍を配置して抑えてきたが、その軍部隊を抜いてウクライナに転用したために、その抑えも効かなくなってきている。
 軍作戦の失敗は、プーチン氏の責任ではなく、軍参謀本部や国防省の責任である。
 だが、軍から報告を受けて決断したのはプーチン氏でありその責任は彼にある。軍の実力を見抜けなかった失敗である。