色んな提案や交渉はあったとは思うが
理由はどうあれイギリスが技術実証デモンストレーターを制作するという方針を決めたのが大きい
例え日本側に共同開発の意思があったとしてもイギリス側が応じるつもりが無いことになる
事実上、日本側にただちにテンペストの設計に入るつもりはないので協力の全体像という形でまとめましょうと言ってるようなもの
サブシステムレベルで本当にどれだけ共通になるかなんてテンペストの仕様決定と設計開始までわからなくなった
レーダーの共同研究やエンジンの共同実証は何らかの形で技術開発の助けにはなっても
具体的に何を共通化して量産効果でコスト削減という話しはテンペストが実際に設計に入るまで保留するしかなくなった
これに関しては日本の方針だけでなくテンペスト陣営の方針もすぐに設計に入る意思がないのだから文句を言ってもしょうがない