F-2とF-16Cは結果的に似て非なる機体になった
機体に関しては垂直尾翼くらいしか共通点がない
似て非なる機体になった理由は防衛省が全く要求性能を引き下げなかったから
ASM-1/2を4発搭載して松島基地から450海里の戦闘行動半径という航続性能は
ノーマルのF-16C,F-18A,トーネードIDSでは全く満たせなかった
アメリカも要求性能引き下げは日本に強要できなかったので似て非なる機体になった

これはアメリカにとっても大失策で
日本に戦闘機開戦能力を持たせない為にアメリカ機改造を強要したのに
大改造を許した為に事実上全く違う機体を設計させてしまったという間抜けな結果になった
FBW問題も結局は日本に開発機会を与えてしまった

このFSXの教訓と経験がC-2、P-1そして次期戦闘機開発へと繋がっていった
特にエンジン問題の教訓はXF9開発の原動力になり次期戦闘機開発推進の決定打になった