かつて日米間で大問題になったFSXでさえ1987年10月中迄にはF-16改造に決定してます
何故かというと、そうしないと防衛政策にFSX開発を盛り込めないからです
防衛政策に盛り込めないとF-1退役にFSX開発を間に合わせることができなかったからです
当然の事ながら12月に日英協力を発表するなら正式合意はもっと前に内定して12月発表に間に合うようにしないといけません
来年度早々に取りかかる事業なら10月中には内定してないと来年度予算に間に合わせる計画・立案ができない

ただ、テンペストがデモ機制作を7月中に発表したところを見ると
日本はそれ以前にイギリスがデモ機を制作する意図をもっていることは知らされていたはずです
おそらくテンペストがただちに実機の設計に入らない前提で日英協議が進んでいたと考えられます
それゆえ日本側も開発方針・体制を変える必要もなかったのです