この1週間くらいの核戦争の危機は、

もしロシアがウクライナで核兵器を使用したらNATOが通常戦力で軍事介入してロシア軍を全滅させる
という西側の明確な脅し(NATO当局者非公式発言、ボレルEU上級代表発言)、通常戦力だけでなく
核の脅しも必要かもというアメリカのほのめかし(米当局者非公式発言)、

そしてルカシェンコのベラルーシ合同軍の発表による、ロシア側は(核を使わなくても)通常戦力で
持ちこたえられるのではないかという期待醸成、トルコによる西側との対話仲介の試みと、それに
乗っかってウクライナをもはや「対手とせず」というロシアの新たな終戦工作の模索開始により、

とりあえず少なくとも2~3日は回避されたようだ。