風力・太陽光発電で記録達成 ロシア依存からの脱却目指すEU
https://www.cnn.co.jp/business/35194764.html?ref=rss
ロンドン(CNN) 欧州連合(EU)で風力発電と太陽光発電を合わせた発電量が、電力供給量割合の
24%を占めて過去最多を更新した。気候変動シンクタンクのE3Gとエンバーがまとめた報告書で明らかにした。

再生可能発電量の増加に伴い、今年3~9月にかけてEU加盟27カ国が回避したガス輸入は
990億ユーロ(約14兆円)となり、前年同期比で110億ユーロ増えた。
EUはロシア産ガスへの依存状態からの脱却を目指している。ロシア産のガスは2020年の時点でEUの化石燃料輸入の41%を占めていた。

前年比の伸び率はポーランドが48.5%と最も高く、発電量の伸びはスペインの7.4テラワット時(TWh)が最高だった。
スペインの再生可能エネルギー発電量だけで、17億ユーロのガス輸入回避につながった。