仏独政府が来週の会合を1月に延期、エネルギーや防衛で食い違い
https://news.yahoo.co.jp/articles/5aa74375946b9f5b1b88a1c81f821809cf1efe09
[ベルリン/パリ 19日 ロイター] - フランスとドイツの両国政府は来週パリ郊外で開く予定だった会合を来年1月まで延期した。
エネルギー政策や防衛などの課題を巡り両国に食い違いがあるためで、複数の当局者が19日明らかにした。

フランスの当局者はドイツがフランス政府に事前に知らせることなく、2000億ユーロのエネルギー総合対策など一連の決定を
一方的に下したことに不満を募らせている。フランス政府はドイツのショルツ首相とスペインが進めている、
ドイツと南欧を結ぶ新たな天然ガスのパイプライン敷設計画にも反対している。

またフランス側はドイツが欧州ではなく米国から防空システムを調達する動きを主導していることに不信感を持っている。