例えばRWSに分隊支援火器を使った場合、一般的な車輌であれば300m先まで撃破出来るが、防弾車や軽装甲車だとせいぜい100m(メタ撃ちにすれば何とか)。

しかし.50calなら前者で600m、後者でも200mを狙える。対人であればkm単位だ。対空に使った場合、汎用ヘリやWWⅡの航空機(COIN機)で高度800m。
これが14.5mmともなれば、1000m/300m/1000m+α。対物300mって数値は、WWⅡでこの種の対戦車ライフルに求められた威力と射程距離に合致する。

しかし対空用途に使うには射程距離が少なすぎて、ラジコン機のマルチコプターぐらいにしか使えないのが分かるだろう。20mmクラスでさえ豆鉄砲。
20mm機関砲の場合、弾種にもよるが1500m/800m/1200m程度。30mmでも2000m/1500m/1800m。軍用ドローンを撃墜するには心許ない。

ハーピーやハロップの滞空高度は実に5000mにも及び、そこから急降下でダイブして自爆を試みるので、RWSどころか半端な自走式対空砲ですら自衛不可能。
よって戦車に搭載したRWSに、何らかの索敵手段とイルミネーターを付加し、ドローンを撃破しようなどナンセンス。センサーノードなんて、撃ってくださいと表示するようなもの。