引っ越しするんで古い雑誌を整理してたら、なかなか興味深い読み物がたくさん見つかって
その中に「ロシアの徴兵制復活、しかしその実態は情けないマザコン集団」という内容のがあった
軍を動かすのは将軍ではなく母なのだというロシアの話

「息子が徴兵にとられるのは人さらいに逢うのと同じなの。陸軍2年、海軍3年っていったって、
 どこに配属されるかもしれやしないし、配属先は国家機密だって絶対に教えてくれないんだから。
 それに新兵いじめなんかは当たり前で毎年何百人も殺されてるんですからね」

ロシアの徴兵受付所には母親に付き添われて現れる若者も多い
ロシアの母たちが徴兵受付官と直接面談しては、勤務条件や配属場所に注文をつけるのだ。
その中でも強硬派は「兵士の母の会」という圧力団体を組織している。
もとはアフガン侵攻で息子を失った母親たちの集まりだったが、現在は徴兵年齢の息子をもつ母親を中心に組織されるようになった。
そこではさまざまな徴兵逃れの方法を教えているらしい。