マニア車の調達が半導体でやらかしたとか、日鉄と揉めたのも
もしかして、この某役員が原因なんじゃ…

クルマ産業は半導体の「バカの壁」を超えられるか?
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72522?page=7

>筆者は、トヨタ自動車の知り合いから「28nmの半導体が不足して困っている。その原因も良く分からない」という連絡を受け、上記の講演を行うことになった。
>その際、コロナの緊急事態宣言が出ていた時期であったことから、講演会場の聴衆は10人程度に絞り、大多数はPC越しにリモートで視聴するという形式をとった。

>筆者は、「機動的に生産量を増やしたり減らしたりすることができない半導体にジャスト・イン・タイムの生産方式を適用するべきでない」「ルネサスなどの車載半導体メーカーは28nm以降の先端品をTSMCに生産委託しており、TSMCがボトルネックになっている」ことを講演した(図5)。
>なお、ジャスト・イン・タイムとは、トヨタ自動車が生み出した生産方式で、必要な部品を、必要な時に、必要な量だけ調達する方法である。

>ところが、会場受講者の中で、ほんの少し前まで調達本部長を務めていたという役員から、「我が社は半導体に困ってなどいない」「なぜ台湾の3次下請けに気を使わなければならないのか」というようなことを言われた。

>筆者は、「困っていない? だったらこの講演会は何のために開いたんだ?」と怒りを感じた。それとともに、トヨタ自動車(の元調達本部長)が半導体を見下していることを感じ取った。
>要するに、トヨタ自動車(の元調達本部長)と半導体の間にはバカの壁があるということだ。

 >なお、この講演会に腹を立てた筆者は、その6日後の4月21日、EE Times Japanという半導体の専門サイトに、「半導体不足は『ジャストインタイム』が生んだ弊害、TSMCが急所を握る自動運転車」という記事を寄稿した。

 >その翌月の2021年5月(だったと記憶している)、トヨタ自動車は決算発表会で、半導体不足でクルマを減産することに言及し、車載半導体の調達には(ジャスト・イン・タイムではなく)年間計画も考えなくてはならない、というようなことを日経新聞で読んだ(筆者の講演会でPC越しに聴いていた社員の中にはまともな人もいたということだろう)。