>>123の続き

今村大佐は昭和11年12月に佐伯空司令となり、そのまま支那事変のため
大陸に進出、十二空司令として上海、南京攻略のため最前線で指揮を執った。

少将となって第十二航空戦隊司令官(水上機母艦神川丸旗艦)として開戦を迎えるも、
昭和17年4月1日の人事異動で再び支那戦線に戻り、その後は根拠地隊司令官として
終戦を迎えています。

航空屋ではあるものの、水上艦艇の経験がほとんどないため、
基地航空隊指揮官が中心で、母艦航空戦隊司令官にはなれなかった
ことが分かりますね。