>>328の続き

「敵の基地は覆滅し去ったとはいえ、まだ敵大型機の行動圏内にあり、
いつ出現するか予断を許さない状況である。

また外洋にある敵母艦部隊の動静も不明であり、
敵巡洋艦部隊が我を求めて行動を開始せりとの情報もある。

艦隊は飛行機隊収容後、一刻も早く戦場を離脱すべく北上した」(p87)

どちらかというと、著者は南雲司令部に批判的な立場なので、
これは意外でしたね。