>>808の続き

井上大佐は一歩も譲らず、この後、比叡艦長に転出します。
戦艦の艦長なので左遷とは言えませんが、
もう中央には居れなくなったということですね。

結局、課長級の交渉では話はまとまらず、
昭和8年7月に、大角海相と伏見宮軍令部長との間で
商議が始まり、軍令部の改定案に基本的に同意。

人事権(>>807)に関しては、要求を取り下げましたが、
それ以外はおおむね軍令部の要求通りになった。