「白紙の小切手は切らせない」

先月には共和党の下院トップ、マッカーシー院内総務の発言が物議を醸しました。

マッカーシー院内総務
「バイデン政権は国内でやっていないことがある。人々は不況に陥ることになる。ウクライナに白紙の小切手をもう切らせない」

この発言について、記者から問われたバイデン大統領は、次のように答えています。

記者「共和党が多数派になったら…」
バイデン「ウクライナ支援の打ち切りが懸念される」
共和党議員「これはヨーロッパの戦争だ」

共和党の下院議員で今回、再選を目指すスコット・ペリー議員は、ウクライナ支援に反対票を投じてきました。
アメリカは他国に比べ突出した規模の支援をすでに行っており、今後は制限する必要があるとしています。

スコット・ペリー議員
「支援法案には何の制約も設けられていません。資金提供額、時期について制約がなく、議会による歯止めがききません。私もアメリカが力になれればとは思います。しかしこれはヨーロッパの戦争なのです」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221102/k10013877781000.html