【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 14.11.2022
https://twitter.com/GdPanzergraf/status/1592101793718505472
ウ露両軍にとって、冬は戦闘環境に変化をもたらすだろう。日照時間・気温・天候の変化は、
戦う兵士たちに冬独特の課題を突きつけることになる。ロシア参謀本部のあらゆる決定が、
一定程度、冬の始まりによる影響を受けているのだろう。

日照時間は真夏の1日あたり15~16時間とは対照的に、1日9時間を下回るようになる。
この結果、攻撃は減り、より静的で防衛指向の戦線状況になる。
夜間暗視能力は有益だが貴重な装備を要し、夜間戦闘を行う意欲をさらに削ぐことになる。

最高気温の平均は、9月~11月の13℃から、12月~2月には0℃まで下がる。
冬季用の衣類と居住設備がない場合、NFCI(非凍結性の寒冷障害)を負う可能性が極めて高くなる。
加えて、その時間内に致命的な怪我をした兵士を救う必要があるという

「ゴールデンアワー*」と呼ばれる時間は約半分になり、接敵するリスクはますます増大する。

*注: 重症外傷では、受傷から決定的治療(手術や止血術など)を開始するまでの時間が
1時間を超えるか否かによって生死が分かれると言われており、この1時間を“ゴールデンアワー”と呼ぶ。

天候自体、降水量・風速・降雪量の増加を示すようになると思われる。
これら一つひとつの要素が、既に低下したロシア軍の士気に対するさらなる難題となるだろうし、
それだけでなく、装備メンテナンスに関する問題もあらわれてくるだろう。
兵器の手入れのような基本的な訓練は、環境に応じて調整する必要があり、
また、兵器の動作不良のリスクも増大する。
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