>>760
>初撃のミサイル攻撃が予想されるところに地上戦力を集めるのはどうなんだろうか

単にミサイル攻撃で海空レーダーとミサイル装備が被害を受け、民生インフラも破壊され、住民が混乱に落ちる状態だけならまだマシ。(陸自の治安出動で混乱は収まる)
しかし敵が上陸と占拠を成功した場合、軍事的に奪還は困難、政治的に半永久的領土問題になりかねない。
仮に奪還を成功しても、占拠と戦闘の間に多大な被害を受けるはず。

実際、台湾もリスクを考慮して離島への駐屯兵力を減らせている、台湾の場合は本土決戦なりかねない、地上兵力を温存する必要性は高いからだ。しかしそれでも重要離島に数千人規模の戦力を維持している。

陸自は本土決戦のリスクは少なく、離島駐屯戦力を増やせる余裕は比較的に多いと思う
しかしこれは確かに戦略的ジレンマで、妥協策はまさに事前展開しやすい空輸可能部隊だ。

台湾の場合は逆に部隊の空輸性を重視していない、本土を除く各地域は概ね駐屯戦力で勝負する予定。
そのために機械化歩兵部隊を離島に駐屯させている。