【和訳】ISW ウクライナ戦況評価 “要点” 1900 ET 24.12.2022
https://twitter.com/GdPanzergraf/status/1606862733949140993
ロシア軍はバフムートでの攻勢作戦のペースを維持することに今後、苦労する可能性が高く、
戦術的休止もしくは作戦的休止を取ろうとする可能性がある。

ISW評価 →ここ数日、バフムート地区でのロシア軍の進撃ペースは落ちている模様であるが、
バフムート占領を目指すロシア軍攻勢がその限界に達したかどうかを判断するにはまだ早すぎる。

ロシアの戦争遂行を資金面から支える目的でオリガルヒ資産の国有化することを正当化するための
言論・情報環境を、ロシアの”シロヴィキ”がつくり出そうとしている可能性がある。

ロシア軍が適切な指揮構造もしくは適切な指揮命令手順に沿って動いていないことを、
ウクライナ情報当局が継続的に指摘している。
注: ショイグ国防相・スロビキン総司令官・プリゴジン(ワグネル)の3者間で、
“スロビキン+プリゴジン同盟”が成立し、この2者がショイグの職権を侵害していると
ウクライナ国防省情報総局は分析している。

ロシア軍は、クレミンナ~スヴァトヴェ線沿いでの失地回復を目的とした限定的な反撃を引き続き実施した。

バフムート周辺とアウジーウカ周辺での攻勢作戦をロシア軍は継続して行った。

ロシア軍“スペツナズ”がドニプロ川デルタ地帯の偵察を実施している可能性が高く、
その目的はヘルソン州右岸側のウクライナ軍防御状態の調査にあると思われる。

ロシア軍はグラート多連装ロケット砲によってヘルソン市内の住宅地域を攻撃し、
その結果、死者が少なくとも10人、負傷者が55人生じた。

ロシア正教会(クレムリンの影響下にある団体)は、プーチン露大統領が行うウクライナでの
戦争を強く支持しているにも関わらず、クレムリンに対して聖職者の動員免除を要求した。

ロシア当局者はドネツィク州ホルリウカから子どもたちをベラルーシに連れて行くことを計画しているが、
おそらくはウクライナ人の子どもたちを強制国外移送する企ての一環であると思われる。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)