>>631
戦争したことそのもの。
それを言っては終わりだが、でも「一番の原因はなんですか?」って言うならそうなる。
日本にとって太平洋戦争は「絶対勝てない」事はわかりきってる戦争で、それでも「やるしかなくなった」時点でもう敗北は決している。

それは流石にどうにもアレにしても、真珠湾奇襲攻撃して開戦初日にアメリカ太平洋艦隊を壊滅させたのにアメリカの側から和平を提案して来てくれない、となった段階で日本の負けは決定している。
日本にとっての太平洋戦争は「負けるまでに1年と8ヶ月かかった」ただひたすらそういう戦争で、あえて言うなら「まあ負けるまでの1年8ヶ月よく頑張ったよね」というだけのものでしかない。


当たり前だけど大日本帝国だって「アメリカと戦争しても絶対に勝てない。ましてやそれにイギリス加わってたら尚更」ってことはわかっていた。
わかっていたからこそ、「自分に有利に戦争できる期間内に相手に大損害を与えて、相手の方から「もう戦争はやめましょう」と言ってくるように仕向ける」ということを基本戦略にして戦争始めたわけだけど、これはつまり
「戦争に勝てるための決定権が自分にはない」
ことを意味する。
自分は戦争を始めた側なのにも関わらずだ。

なので根本的に日本には戦争に勝つ方策がなく、方策がないので敗北した。
まあ本当に敗北するまで数年間はかかったけども。

ただそれだけなのだ。