いやむしろAFV資料の方を圧倒的に多く持ってるよ
以前、HEAT弾が高熱で装甲板を溶かして貫通するものだという、昭和のおっさんレベルの勘違いをしてたのは君かな?

空間装甲、例えばドイツ戦車のシュルツェン(軟鋼製)は、それを貫通させることで対戦車ライフルの徹甲弾の弾道を曲げて主装甲への命中角を浅くし、貫通力を落とす
(金網状のシュルツェンも、実は網というより鉄筋で組まれており、対HEAT弾専用ではなく、同じく徹甲弾の弾道を曲げる効果がある)
バズーカなどのHEAT弾では、シュルツェン表面で炸裂、発生したメタルジェットが最も貫通力を発揮できるスタンドオフ距離が狂うことで、その威力を低下させる

軍艦の撃つ徹甲榴弾、艦攻や艦爆が投下する徹甲爆弾では、飛行甲板を貫通する段階では(先端ではなく後部にある)信管が作動せず、
艦内に飛び込んでから爆発するため、空間装甲を空母の甲板に採用する意味は無いし、実際エンタープライズの被害レポートのように効果は無いのがわかる