しかし実際に軍隊の無い、戦争を完全に放棄した国では、国内の反乱を鎮圧できず、内乱が続くなどの問題も多く発生しており、そうした国は過去の反省から軍隊を創設すること動きも出てくる。
逆に軍隊がクーデターを繰り返した国では、軍隊を解散する一方で、警察を準軍事組織に近い形に編成している。本当の意味で軍事的組織を持たない国では、他国に国防と治安維持を委ねていたりする。
こうした国防、治安維持を他国に委ねている国は、そのほとんどが規模的にも経済的にも小さな国で、大規模な反乱そのものが発生する余地がない。また比較的に、安定した国ということも多い。