>>881, >>870
基本的に考え違いしてると思うが、銃砲弾の発射は火薬の爆発で吹っ飛ばすのではなく
発射薬の燃焼ガスで押し出す過程。自動車エンジンのピストンを動かすのに近い
限られた量の発射薬で効率よく銃砲弾の質量を加速するには
瞬間的な衝撃で蹴り出すよりも、じっくり(比較的)ガス圧を与え続けるのが正解

銃砲弾が前進すると、その分腔圧が下がるから、それを補うだけ発射薬の燃焼が続き
砲身、薬室が耐えられる範囲の一定の腔圧を保ち続けるのが望ましい
前に銃身長の話が出たが、その場合であれば銃身長が長ければ燃焼の遅い発射薬を用いて
銃弾が銃口から出るまで一定の腔圧を保ち、銃身長が短ければ発射までの短時間に無駄なく燃え尽きる
速燃薬を使う事になる

HEAT的な加速だと、既出のように弾体を破壊するし、それに耐えるような弾体、瞬間的な
高腔圧と衝撃波に耐える砲身、薬室など突っ込んだら、趣味的に楽しいけど実用性皆無の砲になる
実用化した形としてEFP(自己鍛造弾)というものもあるが
なので、砲で高初速を得るには長砲身あんど可能なら発射薬多め、というつまらないが常識的な結論になる