https://www.mod.go.jp/j/press/wp/wp2022/html/n440203000.html

忘れっぽい人がいるから貼っておくが、昨年に出された防衛白書の次期戦闘機の記述

防衛白書が出た時点ではイタリアの接触は非公式なものだった
記述内容も、あくまでも日英2国間の技術協力の協議をしてるという記述
内容的にもF-3とテンペストは別計画前提で、どれだけ共通化できるかの共同分析してますという内容
防衛白書の作成時点では従来の方針に沿った日英協力の内容を詰めていたことがわかる
水面下での交渉はあったにしろ、劇的に状況が変わったのは防衛白書を発表した後だとわかる
この間にイタリアが何らかの理由でテンペスト構想に反対したと推測できる

日英間の技術協力協議が日英伊の3カ国のGACPに変わり、
日本の次期戦闘機開発はそのまま残り、テンペストはGACPに事実上吸収された
英伊は日本の次期戦闘機開発の続行を認めた上でのGACPの共同声明を出したことになる
その証拠として、日本はGACP声明の後に日本主導を防衛政策に記載し、2023年度予算でも開発費を計上した
 
この時点で日本の次期戦闘機開発が解体される可能性はなくなった
GACPはF-3を英伊がライセンス生産カスタマイズするか、イギリスが別計画を強行するかの二択だということ