【韓国経済】 サムスンのベトナム工場の輸出も、3月から「韓国輸出統計に含めることに」輸出統計も過去最高 --2014/05/08
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/08/2014050800625.html
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1399729379/306-
サムスンのベトナム工場の輸出も、3月から韓国の輸出統計に含められることになり、韓国
の輸出額は増加して貿易黒字は前月比で63%増えて過去最高となった。

3月の韓国貿易統計、経常収支は73億5000万ドルの黒字で前月比で63%増加、3月とし
ては過去最高だった。経常黒字の拡大は、先月から韓国統計方式変更により、サムスン電
子のベトナム工場他から輸出した携帯電話端末も「韓国の輸出実績」として含めたことが要
因だ。

これまで海外工場からの輸出は、韓国の輸出実績から除外されていた。実際には何も変化
がないにもかかわらず統計方式の変更で、まるで輸出が増加して、国内生産額も増加して、
経常黒字が急増したように見える錯覚が生じた格好になった。従来方式なら黒字が28億40
80万ドルのはずが統計方法変更だけで、輸出額が増加して黒字が73億5000万ドル(45億
1000万ドル増)と経常収支が増加したように見えている。

統計変更に伴い3月からは、海外子会社からの輸出分も韓国輸出統計に組み入れた。これ
に伴いサムスンのベトナム工場や他の海外工場で生産している輸出品やスマホも韓国の経
常収支に含めた。サムスンだけでなく、LG、SK、現代自動車他などの海外工場から輸出す
る物は、全て韓国の輸出統計に含められた。

韓国の新しい統計変更で、海外生産が増えると韓国生産GDPと輸出も増加したかのように見
える。つまり韓国内工場が海外に移転しても韓国の輸出統計に含めることにした。

変更の大きな理由は、韓国はすでに完成品輸出の70%以上を海外工場で生産輸出しており、
従来の「国内生産」輸出基準では、輸出額は3年連続で5500億ドルで頭打ちしているだからだ。
しかも国内工場も生産も増えず、逆に海外移転が多くなっているので輸出統計方式を変更した。