>>451
アメリカの場合もアーノルド大将達はずっと空軍設立に向けて動いていた 当然海軍は吸収を恐れて反対してたんだけど、戦間期の間に海軍と陸軍航空隊の役割分担が決まっていたので(大型機について海軍は飛行艇、陸軍は爆撃機と分担協定を結んでいた)戦後空軍が独立する時は陸軍から航空隊が独立してすんなり空軍になった。 戦間期から陸軍航空隊は独立組織みたいな体で戦時中に巨大組織に膨れ上がって、トップは一貫してアーノルドが君臨し続けたから実態は空軍だったと思って良い
日本も空軍設立にの話は何度か陸軍から上がったんだけど陸軍航空隊による海軍航空隊の吸収に繋がると言う事で海軍側は大反対 大西とかがその手の話が出る度に潰して回ってた また日本の海軍は4発爆撃機まで開発していて(しかも陸軍は作ってない)、機種も任務も被り過ぎてて陸海で何らかの合意をして空軍を作るのは極めて難しかった
当然戦時中に空軍を作って飛行機生産の効率化を図るべきって議論が出たんだが、そもそも陸軍の爆撃機って洋上作戦を想定した性能や訓練になってなくて戦争の主正面の太平洋で役に立たない そこに空軍って話が出たから海軍は大激怒してそもそもお前らの役に立たない爆撃機の為に使ってるアルミを全部海軍によこせやって大揉めに揉めた 
日本で空軍を作れたのは戦争に負けて海軍が消滅したからだと思うよ