中国の原油パイプラインだが
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ロシア本土からのESPOパイプラインの設計年間輸送能力が約3,500万トン/年(約70万バレル/日)
カザフ経由のアタス・アラシャンコウ・パイプラインから約1,000万トン/年(約20万バレル/日)
→併せて約4,500万トン/年(約90万バレル/日)

中国の2020年原油消費実績は
日量1,400万バレル=約70,000万トン


原油に関しては、設計最大量を使用しても中国需要の6%のみを満たせる程度の陸上パイプライン輸送能力しかない
で記事の結論も
>要約すると、ESPOパイプラインはロシア石油が主要消費者である中国本土に到達するための重要なルートであると我々は考えている。しかし、このパイプラインはロシア・ウクライナ危機以前からすでに限界に達しているようで、ロシアがこのルートを通じて中国本土への既存の供給を増やすことができる可能性は低い。もう 1 つのパイプラインであるアタス-アラシャンコウ パイプラインの余力は限られています。ロシア産原油に自主制裁を課している国々からロシア船の転用が続けば、送油能力が不十分なため、ロシア産バレルは中国本土への海路をとらざるを得なくなる。
https://www.spglobal.com/commodityinsights/en/ci/research-analysis/espo-crude-oil-pipeline.html