>>200
>中世ヨーロッパだとタラやニシンの漁獲量=国力と言えるほど重要なものだったから

実際英国とデンマークは北海のタラの漁場を巡って「タラ戦争」と言われる程1950-70年代に激しく対立してきたし、
17世紀から18世紀にかけての北米大陸東海岸植民地も、英国とフランスが西大西洋で当時無尽蔵に採れた
豊富なタラの加工を行うための入植地がそのかなりを占めていましたしね。

そして新大陸での植民地戦争で敗れたフランスは北方のカナダやカリブ植民地に追いやられますが、今でも
ケベック州は英国の旧植民地でありながら、公用語が未だにフランス語なのもその時代の名残です。