よし

次期戦闘機(その3)(1)を三菱重工が受けたのをお祝いして、昨年10月に刊行されたT-4武装化小説のバレと考察もどきをする。
題名はあるんだけど敢えて言わない。

バレ
・作中ではT-4武装化が妨害されている
・妨害するのは主力機を国産化しようとする一派である
・現実で言う林富士夫や宮脇俊幸のような国産派は一人のキャラとして擬人化されている
・こいつは「合理的な海外機導入を妨害し国産をゴリ押しした」
・よって愚かな防衛省では国産派がのさばっている
・だが小説ではそのキャラが練習機武装化派のテロの被害に遭って滅んだ
・よって国産派は滅び正義の練習機武装化は実現している

考察もどき
・この騒ぎで、おそらく練習機発展型以外の国産戦闘機案は全滅した
・関連研究は軒並み予算停止されただろう

・だが現実は国産派が勝った
・飲み屋の場面での「愚かな」国産派マニアが喚いたような展開が実現したのだ
・正義の練習機武装化はそいつらの不正な妨害のおかげで頓挫している
・この現実に対し作者は大変お冠である
・だって推しのF-22ハイブリッド案が潰れたんだぞ!
・日本に15トンエンジンは作れませんと高らかに宣ったのに、オレのメンツを防衛省とIHIが潰しやがった!
・この本が「倍返し」ですかい?