「40機」「整備士」「不仲」…
沖縄・陸自ヘリ「UH-60JA」墜落事故で浮かび上がった陸上自衛隊の問題点
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/05161100/?all=1

「陸上自衛隊の西部方面隊は、福岡県の第4師団、熊本県の第8師団、そして沖縄県の第15旅団で構成されています。
本来、2師団1旅団の関係は“対等”です。
ところが、伝統的に第8師団は第15旅団を下に見る傾向があるなど、水面下では相当な軋轢があるのです」(同・関係者)



「確かに第15旅団のUH-60JAは、第8師団の機体より海上飛行に対応しています。
何より旅団のパイロットは宮古島の空を知り尽くしています。
しかし、師団と旅団の関係を考えると、第8師団の師団長が第15旅団のヘリに乗るというのは想像すらできません。
おまけに、たった40機しかないUH-60JAの稼働状況を考えれば、
いくら師団の幹部とはいえ2機に分乗する余裕はなかったでしょう。
1機を宮古島に持って行くだけで手一杯だったはずです」(同・関係者)