15年か20年ほど前だったか、防衛省が島嶼防衛用に射程500kmの対艦対地ミサイルを具申したら、公明党に潰されたことがあった。
そのあおりもあってか、88式後継の12式はまさかの200kmという短射程にとどまった。
結果、中国軍に成す術なくなり、その悲惨なシミュレーションを見せられた岸田首相の鶴の一声でスタンドオフ祭りで、まさかの最大射程3000km。
日本の防衛政策は防衛費倍増もそうだが、やるべきことを政治理由でやらなかった挙句、反動で天井知らずになるパターンが多い。
この調子でいけば、核武装も憲法改正も転換期を迎えて勢いがつけば、あっさり実現しそう。