ウクライナ戦争一年間でウクライナ側は100-200門の152/155榴弾を喪失し、ロシアは600-800門以上の152榴弾と1000門単位の120重迫、122榴弾を失った
s火砲の損害比はウクライナ1にたいしロシアは4以上、ロシアの損失の半分を鹵獲としても戦闘損耗比はウクライナ火砲1対ロシア2である

この戦果はおもにエクスカリバーや衛星情報などを活用した砲兵たたきによるものだけではなく、ロシア側の火砲の射程不足によるものでもなく、ウクライナのM795砲弾の精度によるものだけでもなく
単にロシア軍の1部隊の弾薬割当数が少なく砲撃ラッシュを仕掛けられないから競り負けているとう状況なのである

ワグネルが「砲弾をよこせ」というが、ロシアは補給が弱いのではなくアメリカを含む世界のどの国も
首都から800km先の前線に月間10万発規模の152榴弾を供給する事は物資計画上困難なのである

火砲無敵神話のソ連というがソ連のみならず、世界のすべての国は152/155榴弾の超大量供給を実現することができないので
152/155榴弾や120迫撃の大量攻撃戦略というのは実戦上実現せず、ソ連も火力無敵神話でナチスを破ったわけではない


このため現在のロシアは火力不足を中国支援、北支援、総動員があっても開戦前の物資状況まで回復する事はできず
長期的には火力をうしなって敗勢するのが濃厚

バハムと奪還や反転が行われなくても、ロシアの物資はどんどん溶けていくので最終的に物量不足でロシア前線は簡単に崩壊
このためウクライナはあと数ヶ月反転を遅らせることはできる