これも知るべきだが巷間語られる日本海軍の戦艦の命中率は今回優勝させようと言う戦艦に優秀な射手を集めて散布界が狭くなる様に装備を調整して初めて発揮される この調整で無理に機材を締め付けるので、これをやると大整備するまで翌年からは当たらなくなる なので優秀戦技艦は毎年変わる 例えば陸奥の艦長に就任した保科大佐の様に政治力があって海軍がこれから推していく予定の人材が艦長になると優勝請負人みたいな射撃スタッフが集められるのでその艦が優勝するし実際優勝した その射撃データを元に命中率3倍と言うのが如何に虚しいかを説明したのが以下の末国大佐の発言

末国 海軍の戦技は、艦長とか、あるいは砲術長とかっていうのの、進級、栄達に関係があるもんですから、戦技をうまくやるために、いわゆる超一流の人間を、自分の船に集めることを、一生懸命やってる。だから艦隊の戦技っていうのは、ちょうど今で言えば、オリンピックの選手を、強化合宿やってるようなもんだ。それが、出した成績が、戦時に通用すると、黛(治夫・兵 47)さんは考えてる。だから、それはだめなんですよ。