「フィンランド1.32、ノルウェー 1.41…」北欧の出生率激減 「高福祉」で「ジェンダー平等」なのになぜ? 日本が教科書にすべきはイスラエル?
6/3(土) 8:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c7a1b1d38fe847adc579b2758a41ed7801a4d3a

・出生率に関係があるのは将来の経済予測
・ジェンダー平等と出生率向上は無関係(むしろ低下する)

ノルウェーとイタリアの実験は面白かったな。
「今後の経済状況が悪くなる」と聞かされたグループの出生意欲が低下していて、
特に経済水準の高いノルウェーのほうが大きかったと。
その理由が、「イタリアは経済状況の悪さに慣れてしまっているから」というのも実に面白い。
日本で「将来が不安だから出産をためらう」という層は、ノルウェーと同じだな。
これは「望みが高すぎる」というべきか。子ども産んだら塾やら習い事やらいろんとことさせて、
大学まで進学させて、一流企業に就職させなきゃいけない、という強迫観念が強すぎるのかもしらん。

あと、イスラエルの出生率が3.00って理由が「文句を言い合える社会だから」というはちょっとこじつけっぽいな。
やはり女性の意識の違いだろう。女性にも徴兵制があって、若い頃から子ども産むのが当然という風潮だし、
そもそも人口が減ってしまったら周辺のパレスチナ国家の人口圧力に飲み込まれてしまう。
加えて、「社会のお荷物」状態の「超正統派」(100万人くらい?)が必死に子作りに励んでいる。

いずれにせよ、岸田政権の「異次元の少子化対策」は、育児対策でしかないんじゃないかなー
という感想しか湧いてこない。